みずほ銀行のシステム障害

4000億円以上をかけてシステムを刷新したみずほ銀行が2週間に4回のシステム障害を起こしました。

システムに4000億を掛けられるなんてメガバンクは本当にどうなっているんだろうと思っていたのですが、そんなすごいシステムがここに来て立て続けに障害です。

しかしですね。リリースしてからもう1年以上経っているわけで、ここに来てなぜと思ってしまいました。

しかも、2週間で4回。

呪われています。

これほど悪いことが立て続けに起こるものでしょうか。

リリースしてすぐであれば初期トラブルはあることです。また長年使っている場合は有識者が不在となり、仕様の把握が漏れてトラブルを起こすこともあります。

そのどちらでもないのが、今回のケース。ここから何を感じ取れば良いか難しい問題です。

システム構築がシステム会社依存の影響が強くなっていると思うことはあります。

システム仕様をしっかり伝えていないシステム会社、ちゃんと理解しようとしないユーザー。

それにより力関係が強いユーザーの発言で、無理が生じたのかもしれません。

なんとなく、システムに魂が入っていないものが最近多い気がしますし、いろいろと不安を感じることも多いです。

堅牢なものを作らないといけないのでお金がかかると言われた金融系のシステムでこれです。

最後は本当に命に係わる医療系システム。

せめてこちらだけは魂を込めてシステムを作ってもらいたいものです。