今年で最後を迎えることとなった歴史ある大会「えちごくびき野100kmマラソン」。 ウルトラランナーとしてこれは絶対に走っておかなければとエントリーを決意し、まずは宿の確保へ。
しかし、いざ上越市内のホテルを探してみると……驚愕の「大会特別価格」! 普段なら7,000円程度で泊まれるスーパーホテルが、なんと25,000円以上まで跳ね上がっています。スタート地点やシャトルバスが出る拠点周辺のホテルはどこも満室か、空いていても超高値。
大会当日の夜(日曜日)は奇跡的に高田駅近くの宿を抑えられたものの、前日(土曜日)の宿はどうしても見つからず、30kmほど離れた妙高高原のロッジをなんとか確保するのが精一杯でした。
さらに問題なのは大会当日の朝。朝5時スタートというスケジュールのため、妙高高原から高田への公共交通機関での移動は不可能です。
「……よし、バイクで行こう。」
そう決意し、今回は金曜日の前々乗りから月曜日の帰宅まで、愛車(155cc)とともに上越を目指す片道約350kmの高速ツーリング旅がスタートしました!
155ccで挑む約350kmの高速ツーリング
「155ccでそんな長距離走るの!?」と驚かれることも多いのですが、個人的には6月の福島・磐梯山や去年の飛騨高山でも同じくらいの距離を走っているので、もはや慣れたもの。
排気量が小さい分、過度なスピードが出ないため無理な追い越しもしなくなります。「時速90km前後で淡々と流す」スタイルが徹底できるので、意外と身体への負担や疲労が少ないというメリットもあります。
今回は金曜・土曜午前をしっかり観光に充て、日曜に100kmマラソン本番、月曜日は寄り道せず一気に帰宅というスケジュールです。
金曜朝8:00 出発!中央道から長野道へ

金曜日の朝8:00、子どもたちを元気に学校へ送り出してから、グローブをはめてエンジンをスタート。
ナビに行き先をセットすると、ルート指示は関越自動車道ではなく中央自動車道経由。所要時間は数分しか変わらないようです。中央道であれば、飛騨高山へ行った際に松本JCTまでは走り慣れているので、精神的にも非常に気持ちが楽です。
リアボックスの上にはFIZZのシートバッグをがっちり固定。横風や前方からの風圧をやや強く受けますが、慌てず慌てさせず、キープレフトで90km巡航を維持します。平日の朝ですが目立った渋滞もなく、周りの車も安全運転のトラックや乗用車が多く、とても走りやすい流れでした。
双葉SAで朝食&早めの給油
あっという間に山梨県に入り、甲府を通過。 その先の双葉SAへピットインします。
諏訪SAまでガソリンは余裕で持ちそうでしたが、高速道路上でのガス欠によるハラハラ感は味わいたくありません。今回は緊急用として2リットルのガソリン携行缶も積載してきていますが、早め早めの給油が鉄則です。
無事に給油を済ませて少し休憩していると、急にお腹が空いてきました。 フードコートを覗いてみると気になるメニューを発見。朝食として「オマール海老らーめん」をいただくことに!
朝から食べるにはなかなかの重厚感と濃厚さでしたが、海老の香ばしい出汁がしっかり効いたスープが五臓六腑に染み渡り、最高のエネルギー補給になりました。
岡谷JCTの工事渋滞と、予期せぬ「寒さ」
お腹も満たされ、再び長野方面へ向けて走り出します。 スピードを出さない穏やかな走行のおかげで、疲労感は全くありません。順調に諏訪湖を通過したものの、その先の岡谷ジャンクション手前でブレーキランプの列。どうやら集中工事による1車線規制が行われているようです。
合流ポイントと重なっていたこともあり通過には少し時間がかかりましたが、無事に抜けて長野自動車道へ。
長野道に入ると一気に車交通量が減り、のどかな田園风景と山並みが広がる快走路になりました。所々で工事規制はあったものの、後続車がほとんどいないため焦ることもなくマイペースに車線変更ができます。
松本を過ぎ、長野市方面へ。 このあたりから徐々に肌で感じる変化がありました。
「……寒くなってきたぞ?」
今回の旅に合わせて、ワークマンの話題の防寒着「X Shelter」のジャンパーを着てきたのですが、標高が上がるにつれて日中でも風の冷たさが衣服を通して伝わってきます。
「昼間でこれなら、大会当日の深夜3時過ぎに妙高高原から高田までバイク移動するとき、凍えて走れなくなるのでは……?」と一気に不安が押し寄せてきました。これは途中で対策を考えなければなりません。
新井・妙高エリアに到着!酒蔵めぐりと元祖上越豚骨
妙高高原を越え、新潟県に入ってすぐの中郷ICで高速を降りました。 ここからは楽しみにしていた上越エリアの歴史・美食めぐりスタートです!
① 千代の光酒造 & 君の井酒造
まずは妙高市にある名蔵「千代の光酒造」さんへ向かいました。 平日の13時前という時間帯のせいか、敷地内で声をかけてもどなたもおられず静まり返っていました。まあ、お酒自体は地元のお酒屋さんでも買えるだろうということで、気を取り直して次の目的地へ。
続いて向かったのは妙高市(新井)の市街地にある「君の井酒造」さん。 こちらはしっかりとお店が開いており、店員さんと少しお話ししながら美味しそうなお酒を購入することができました。幸先の良い1本目をゲットです!
【ここに君の井酒造の写真を挿入】
② 上越ご当地グルメ「オーモリラーメン 新井店」
時計を見ると13時半。すっかりお腹も空いてきたので、あらかじめリサーチしていたご当地ラーメンのお店へ向かいます。
上越地方のラーメン文化を語る上で絶対に外せない「上越豚骨ラーメン」の元祖、「オーモリラーメン」さんです!
平日の13:30過ぎという絶妙な時間帯だったこともあり、並ぶことなくスムーズに着席できました。
注文したのはもちろん基本のラーメン。 運ばれてきた一杯は、豚骨の深い旨味とコクが凝縮された独特のスープに、力強い中太麺が見事にマッチ!濃厚ながらもクドさがなく、長距離走行で冷えかけた身体に熱々のスープが最高のご馳走となりました。
(後編へ続く!)