
最近話題になっているのが、楽天グループが発行する「第26回無担保社債」のニュース。
なんと、年利率が税引前で4.370%(税引後でも約3.48%)に決定したとのこと!
100万円からの購入にはなりますが、銀行の定期預金金利などと比べても圧倒的なハイリターンです。100万円を預けると年間で約3万4,800円(手取り)の利息がつく計算になりますし、さらに「楽天モバイル1年間無料」などの特典まで付いてくるというのだから、投資先として非常に魅力的に映ります。
……ですが、正直「めちゃくちゃ魅力的だけど、かなり迷うなぁ」というのが本音です。
迷う最大の理由は、「5年半(償還日:2032年4月)」という期間の長さ。
年4%超えという高い利回りは魅力的ですが、楽天グループ自体の財務状況やモバイル事業の将来性を考えると、5年半という長期間資金を拘束されるのは少し勇気がいります(もちろん普通社債なので元本償還が前提ではありますが)。
そして何より感じるのが、「企業側がここまで高い金利を出さないと資金が集まらない時代になってきた」ということです。
一昔前の超低金利時代であれば考えられなかったような利回りですが、こうした高金利社債が立て続けに出てくる背景を考えると、世の中全体として「今後の金利がさらに大幅に上がっていく局面に入っているのではないか」という予感がしてきます。
もしこれから市場金利が全体的にグンと上がっていくのだとすれば、今ここで5年半という長期間の金利(4.37%)で固定してしまうのが吉と出るか、それとも他により良い運用先が出てくるのか……投資判断としてなかなか悩みどころです。
100万円というまとまった余裕資金をどう配分するか。リターンの魅力と期間・金利上昇リスクのバランスを、申込締め切りまでじっくり考えてみたいと思います。