夏休みはさすがにコロナ禍による緊急事態宣言のため、どこにも行っていません。
子供たちは、まぁ可哀想ですよね。
外に行くにも絶えずマスクをつけなくてはいけないし、友達ともあまり遊べません。
休みなのに家に一日中いるのはつらいです。
そんな中嫁が少しでも楽しめることは無いかと、乗馬体験ができる場所を探してきました。
多摩川の支流の浅川を馬に乗って歩けるという体験ができます。
京王線の高幡不動駅から徒歩15分の場所にあり、びっくりすることに民家です。
民家の車庫の場所に馬場があります。
60分乗馬体験で土日は16,000円、平日は14,000円です。
一人いくらではなく、一鞍いくらという形で、子供たち二人が交互に乗っても同じ金額です。
ただし、この60分の間に乗れるのは二人がちょうどよい感じです。
浅川の土手の下の草むらを歩いて、その後川に入って、戻ってくるコースなのですが、あまり乗り降りが多いと時間がかかってしまうので二人位がちょうど良いです。
そんなわけで、嫁が実は最も乗りたがっていたのではないかと思うのですが、子供たち二人に譲っていました。
小学3年生の息子と小学1年生の娘。
持っていった自転車用のヘルメットを付け、あとは体の周りに防御用のプロテクターをつけただけで馬に乗ります。
鞍に脚が届かなかったのですが、頑張って登っていました。
大人たちは極力手を貸しません。
これは良い方針だと思いました。
馬に乗ってしまえば自分で何とかするしかないから、しっかり頑張るようにとのことです。
息子は落ちた人いるかをしきりに気にしていましたが、「そりゃ落馬する人もいるよ」と平然と答えていました。
「乗馬は落馬しておぼえるものだよ。」と言っていたのも印象的です。
まぁ、そうはいっても今回乗る馬「マリヤ」は本当におとなしく頭の良い馬でした。
クォーターホースという品種のかなり小さめの馬であるため、体重65㎏以下の人しか乗れないみたいなことが書かれてたような・・・。
教えてくれるのは動けと止まれの二つのみ。
あとはオーナーの方が自転車で先導してくれて、その後をついて行きます。
初めは怖がっていた子供も乗り出すと楽しそうです。
それでも、やはり緊張しているのは顔に出ていますね。
娘も乗りました。
小学一年生なのに全然大丈夫そうです。
結構姿勢も良く乗っているのでびっくりです。
そして、ある程度歩いたところで川の中に入ります。
すごいですね。
夏の暑い日なので、川の中に入るのが羨ましいです。
そして馬と川がよく合います。
帰りは子供たちも慣れたもので、さっそうと馬に乗っていました。
土手に挙がったときには普通に歩行者や自転車がいる横を馬が歩いています。
結構驚きますね。
さらに、普通の民家の建っている道も歩いていきます。
これもすごい体験です。
よく牧場とかで乗馬体験があり、柵の中を手綱をひかれたまま歩いて一周するということは体験であります。
今回も同じようなものかなと思っていたのですが、全く違いました。
何が違うって、オーナーが手綱を持つことがほとんどありません。
まさに自分で乗って歩いているという体験。
これは貴重だなと思いました。
期待していたより10倍は楽しめましたし、初めは金額が少し高いなと思っていましたが、ここまでやってくれるなら安いくらいだと思います。
小学生の子供に体験させてあげるのが一番良いと思います。
子供たちがまた乗りたいというので、少し経ったらまた乗りに行きたいと思います。