2019年3月10日
旅行二日目は、「能登和倉万葉の里マラソン」を走りました。
フルマラソンで結構きつかったです。
しかし、走り終わって充実感があり、良かったです。
その後、休憩する間もなく着替えてホテルへ向かいます。
なぜかというと1時間後に観光列車「のと里山里海号」の予約をとっているからです。
事前にお金も振り込んでいて、大人1500円、子供1000円。家族4人で5000円です。
これに乗るためにもフルマラソンをなんとか4時間で走らなければならず頑張れました。
幸い着替えてホテルが近かったこともあり、まだ余裕があるため少しホテルで休憩しました。
本日のホテルは「宿守屋寿苑」。海の見える部屋で豪華です。
サービスも非常に行き届いていて、和倉温泉駅まで1㎞以上あるのですが送ってくれました。
おかげで20分余計に休めました。
しかし、本日マラソンのため多少渋滞していたのか、車で3分の距離に10分以上の時間がかかりました。
最後は途中で車を降りて300m猛ダッシュし、なんとか間に合いました。
駅に着く発車1分前。
急いで向かいのホームまで階段を駆け上がろうとすると、向こう側から「焦らないでゆっくりでいいですよ~」と声をかけてくれます。
この観光列車の乗務員の方でした。
安心してゆっくりと向かいます。
発車時刻を過ぎていましたが、全然大丈夫でした。
なぜなら、お客さんが私たち家族しかいません・・・。
日曜日の15:45和倉温泉発穴水行きに乗る客はいないようです。
それにまだマラソンの最中です。
和倉温泉に一年間で最も人が多い日かもしれませんが、マラソン終わってからすぐに間に合うか分からない観光列車に乗ろうというもの好きは私たちだけかもしれません。
そんなわけで、乗務員3名、運転手1名と私たち家族と同じだけいる超豪華観光列車は出発しました。
各席にはお土産が用意されており、きんつばと記念乗車券、絵葉書、ミネラルウォーターがあります。
記念乗車券は折り返しに使える切符がついているので非常にお得です。
絵葉書の後ろにはスタンプを押せるようになっていて、発車してすぐにスタンプを貸してくれました。
車窓からマラソンのエイドステーションが見えます。
まだ走っている人がいました。
こんな光景が見れるのは年1回だけです。
途中、能登中島で停車し、郵便列車を見ることができます。
保存されているのはほとんどなく、非常に珍しい列車らしいです。
鉄道ファンならよだれが出るのでしょう。よくわかりませんが・・・。
ちなみに同じ型がもう一台東京の国立にあると聞いて、急に親近感がわきました。
それと同時にあまり珍しくなくなった気が・・・。
車両の前には円形ポストがあります。
ここからハガキを出すと特別な消印を押してくれるようです。
嫁がさっそくはがきを購入していました。
すぐに記載できないので、一度電車内で書いて乗務員さんに渡しておくと出してくれるみたいです。
それ以外にも沿線のビュースポットで列車が停車してゆっくり見ることができます。
畑のおばちゃんも手を振ってくれました。
1時間弱の乗車でしたが、非常に満足度が高かったです。
穴水駅では折り返しの列車を待っている間、道の駅でお土産を見ていました。
その横の軽食コーナーで能登牛カレーパンと能登牛うまみコロッケが売っていたので、どちらも買いましたが、非常に美味しいです。
サクサクでじゅわ~という感じでした。
帰りの列車はアニメのラッピングしたやつでした。
アニメファンなら絶賛なんでしょう。
のと鉄道。能登は非常に良いところなので、ぜひぜひ頑張ってもらいたいです。
帰りも和倉温泉駅からホテルのバスが迎えに来てくれました。
ホテルで海を見ながらゆっくりします。
久しぶりに落ち着くホテルに泊まることが出来ました。
しかし、夕食はケチって抜いたので、外食です。
でもホテルの近くで非常に魅力的なお店を見つけて予約していたので、楽しみでした。
なまこやー海ごちそうです。
能登半島ではなまこの卵巣や腸を珍味として提供しているようで、くちこやこのわたと呼ばれています。
先月香川県に旅行に行った際にもナマコが少し出て、これが美味しくて一気にナマコのとりこになった感じです。
子供向けの料理は少ないのですが、くちこピザは食べれそうです。
本来は結構塩辛いのですが、お店の人が気を遣ってくれて塩分を控えめにして作ってくれました。
このくちこピザが絶品です。
そして私はなまこや膳を注文しました。
ナマコ料理がすべて入っています。
メインとなるこのわたいくら丼はものすごい美味しい。
干くちこはからすみのような珍味の味。あまり癖はつよくなかったです。
どれも美味しくて大満足でした。
帰ってホテルの温泉にゆっくり入り、美味しいビールを飲んで寝ました。
非常に充実した一日でした。