2021年1月17日
原付の右のミラーがグラついていてまともに後ろを写しません。
もはやミラーの役割を果たしていません。
左ならまだしも右のミラーはかなり使うのに困ったものです。
ネジを締めてみたのですが、もはやネジ穴が馬鹿になっています。
この家に引っ越す前の賃貸マンションに住んでいたころ、原付を置く場所が無かったため実家に置いていたのですが、実家の親が知人に原付を貸して、その人が盛大にこけたそうです。
こけたのは仕方ないのですが、まともに修理も行わないため結構な修理代が掛かりました。それでも完全に直らず、ミラーもきっとボンドかなんかで固定したのでしょう。
一度取れるとグラグラです。
先日バイク屋にブレーキパットの交換をお願いしたついでに直してもらおうと思ったのですが、ハンドルのミラー付け根部分を丸ごと交換する必要があることからかなり高額になってしまうとのことです。
これはさすがに厳しいので修理してもらうことは諦めました。
しかし直さないと乗るのは危ないのでネットでいろいろと調べてみると、同様の事象も多く、修理方法も多数出てきました。
もっとも確かなのはネジ穴を作り直すものらしいです。
ネジ穴を作る器具を用いて、再度削り直すのはかなり難しいようです。
ネットの情報の中でもっとも簡単そうなのが「ネジ穴補修キット」。
壊れたネジ穴に金属片を差し込んで圧力をかけることで固定するようです。
これは確かに簡単そうです。
さっそくアマゾンで購入しました。
届いたのは本当に金属片が16枚入っただけのキットです。
木やプラスティックにも使えるそうなので、持っていて損は無いかなと思います。
しかしこの金属片が大きすぎるので、まずは穴に入る大きさにハサミで切りました。
普通のはさみで簡単に切ることが出来ました。
さっそくミラーを外してネジ穴に入れてみます。
すんなり入りました。
2枚くらい入れてみました。
さて、ミラーを差し込みます。
はい。当然刺さりません。
ネジ穴が壊れている中で、金属片を2枚入った状態で刺すのかなり難しい。
どうやっても無理そうなので、1枚にしてみましたら何とか入りました。
あとはミラーを回して止めます。
たしかにちゃんと引っ掛かります。
1枚にしたせいか、がっちりと固定には至りませんが、それでも十分固定されました。
早速原付に乗って走ってみます。
100CCの原付なので50㎞で走ってみましたが、ミラーはグラつくことなく大丈夫でした。
なかなか良い選択をしたなと思います。
もう15年使っている原付ですが、まだもう少し乗れそうです。