2019年2月1日
もうすぐ息子が小学生になります。
小学生になると旅行に行く機会が激減してしまいます。
そんなこともあり、小学生前にたくさん旅行に行っておきたいと思いました。
今回は「丸亀国際ハーフマラソン」が行われる香川県です。
旅行のためにマラソンに申し込んだのか、マラソンのために旅行をするのか、両方なのかよく分からなくなってきましたが、もともと都道府県マラソンは旅ランとしてやろうと思っていたので、趣味が兼ねられて良い感じです。
ついでに日本百名城もしっかり廻ってきます。
今回香川県ということもあり、飛行機で行こうと思ったのですが、4人で行くと往復15万円以上かかります。
さすがにこれは交通費だけで予算が無くなってしまいますので、諦めることにしました。
仕方がないので、新幹線です。
新幹線なら大人料金2名分だけで行けます。未就学児の特権を最後までフル活用することにしました。
今回は新幹線で岡山までということもあり、さすがに未就学児といえ膝の上に座らせてはあまりにも大変なので、自由席を活用することにしました。
そのため、始発駅となる東京駅から乗車します。
少し早めに出発し、20分前に東京駅に着きましたが、10分に1本以上発車する新幹線。あまり早く来ても意味なかったです。
10分前に並びましたが、それほど混んでいませんでしたので並ぶ必要もなし。
二人席をひっくり返して、4人のボックス席にしました。
岡山まで3時間半とさすがに時間がかかりましたが、子供達二人なんとか持ちました。
そこからマリンライナーに乗り換えて高松へ。
本日は瀬戸内海の小さな島「女木島」に向かいます。
瀬戸大橋を渡るのですが、瀬戸大橋までが岡山から結構あります。
瀬戸大橋を渡ってしまうと高松まですぐです。
高松は親の実家ですが、15年ぶりくらいに来ました。
なんかきれいな感じになっています。
本日の宿は夕食は無し。貸別荘タイプなので自分で作ることになります。
そのため、高松駅の隣のスーパーで食材を買い、フェリー乗り場に向かいます。
フェリー乗り場からはいろいろな島に行く船が出ています。
一番有名なのは小豆島でしょうか。船も大きいです。
しかし、今回行くのは女木島。
非常に小さなフェリーでした。
親父の実家は女木島の隣の男木島。同じフェリーで行けます。
本当は男木島で泊まろうと思ったのですが、冬は宿泊施設がどこもやっておらず、仕方なく女木島となりました。
このフェリーに乗るのはもう25年ぶりくらいでしょうか。
今回乗った「めおん2」はまだ就航していなかったようです。
小学生のころ乗ったフェリーはもっと大きかった気がしたのですが、たぶん同じ大きさなのでしょう。子供のころのイメージとはだいぶギャップがありました。
フェリーが出港して20分で女木島につきます。
本当に近い島です。
女木島は鬼ヶ島ともいわれており、桃太郎の舞台となった鬼ヶ島はこの女木島ではないかといわれています。
桃太郎が岡山なら、そこから船で行った女木島が鬼ヶ島というのも合っていそうですね。
女木島の港では鬼の灯台が待ち構えていました。
なんかかわいらしい鬼で良い感じです。
「瀬戸内国際芸術祭」が瀬戸内海の島々で開催されるようになって、この女木島もいろいろと芸術作品が置いてあるようです。
港のカモメの風見鶏。
モアイ像もありました。
これは、イースター島の倒れたモアイを起き上がらせる事業を日本が支援する際に日本で試すために作られたものらしいです。
ピアノに帆船の帆が張られているもの。なんだか芸術を感じますね。
鬼の石像も沢山ありました。
どれも少しかわいい感じです。
本日宿泊する場所は「女木島ビーチアパート」
部屋は5部屋あり、複数の宿泊客が共同で利用する形なのですが、さすがに2月の冬に利用する客はおらず、我が家のみであったため、非常に広々と快適に利用させていただきました。
びっくりするほど開放的なリビング。
高低差がなく海がこんなに間近で見られる場所なんてないのではないでしょうか。
ものすごい広い場所ですが、部屋には石油ストーブ、ガスファンヒーター、電気ストーブ、エアコンと全種類の暖房があるのではないかと思うくらい多種ありました。
なかでも気に入ったのが薪ストーブです。
いつか我が家でも薪ストーブを設置したいと思っていましたので、試すチャンスと思い、宿の人にいろいろと教えてもらいました。
薪を置いた後に松ぼっくりを着火剤として火を付けます。
BBQの炭のようになかなか火がつかないのかなと思っていたのですが、すぐにつきました。
それにしてもかなり薪の消費が速いです。
火が付きやすいように空気の流入量を増やしていたこともあるのですが、どんどん薪がなくなりました。
お風呂は離れになっていて、窓を開けると波の音も聞こえます。
でも冬は寒すぎますね。
寝室は鍵が閉められます。
今回は3名の部屋でとっていたので、3名分の布団が用意されていました。
ここは一人いくらではなく、1室いくらというシステムです。
寝室も趣があって非常に良い感じです。
リビングからの夕焼け。
ちょうど先ほど乗ってきてめおん2が引き返してくるところでした。
こんな景色を毎日見れたら幸せだなぁと思います。
非常に良い宿でした。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
人気ブログランキング