2021年10月30日
コロナ禍ではありますが、緊急事態宣言も解除されたので、旅行に行ってきました。
昨年も緊急事態宣言が発令されるギリギリの11月になんとか岐阜に行くことが出来て、おかげでGO TO トラベルも使うことができ、家族旅行を行えましたが、今年はさらに厳しい状況ですので、GO TO トラベルが再開する可能性があるのは分かっているのですが、それを待たずに行けるときに行こうということになりました。
しかし、旅費が子供たち二人とも小学生になったこともあり、自家用車の無い我が家としては高いため、なんとか安く行けないかと探して見つけたのが「週末パス」です。
これを使えば旅行がかなり安く行けてしまいます。
しかも、新幹線も特急券を買えば乗れるので便利です。
さらに良いところがおとな8,800円、こども2,600円と子供料金が半額以下なんです。
2600円は格安ですよね。
さらにさらに、JR以外の私鉄もある程度乗れてしまうので、せっかくなので面白い鉄道の旅を計画してみました。
第一の目的は日本100名城の春日山城に行くことです。
行きは越後湯沢経由で行くことにしました。
大宮から越後湯沢まで新幹線に乗り、そこから北越急行に乗りました。
こんな機会でもないとなかなか乗らない路線です。
直江津まで行って、そこからさらにえちごトキめき鉄道に乗り、春日山で降ります。
このどちらも終末パスで対応できるところが素晴らしいですね。
ちなみに青春18きっぷでは乗れないそうです。
春日山駅に到着しました。
駅前はのどかです。
やはり上杉謙信押しですね。
ここから春日山城に向かいます。
結構距離があるので、通常はタクシー等を使うようですが、我が家は歩きです。
その前に腹ごしらえをしたいと思います。
お昼はもちろんラーメンです。
もう自分の趣味をすべて旅行と兼ねてしまいます。
ラーメンはこの辺で美味しいといわれている「さんろくラーメン」にお邪魔しました。
美味しかったです。
そこから歩くと史跡の看板や石碑がありました。
だんだん近くなっているのが分かります。
工事の支柱も上杉謙信なんですね。
これはこの辺じゃないとみられないかと思います。
謙信愛が凄いなぁ。
少し歩くと「上越市埋蔵文化財センター」がありました。
入場無料で、歴史を学ぶことが出来ます。
行く前に立ち寄って、春日山城や上杉謙信のことを学んでいくとよいですね。
建物は新しくて立派でした。
外に止まっている車のナンバーも上杉謙信。
すごいですね。
でも、このナンバープレート欲しいなぁ。
ちょうど展示がやっていたので良かったです。
山の模型などもあります。
お城の探索記は専門のページに記載しているので、そちらを見てください。
途中まで上るとかなりの山道を感じさせられます。
山頂からの景色は非常にきれいでした。
帰りは毘沙門堂の方から降りて、春日山神社でお参りをしました。
案内の人にせっかくならさらに由緒ある春日神社に寄って行くとよいといわれていたのと100名城スタンプがそちらの方にある「春日山城跡ものがたり館」でないと押せないので、行ってみることにしました。
それにしても、この春日山神社の階段すごいです。
お正月はここに行列が出来るのでしょうか。
ドミノ倒しとかになったらと思うとぞっとします。
春日山城を降りて春日神社に向かいます。
駅からぐるっと歩いているのですが、結構な距離です。
文句も言わずに歩いてくれる子供たち。
成長を感じます。
春日神社につきました。
1200年前からあるそうです。
神社境内に向かう階段ですが、ちょうど陽の光が当たっていて、神社が神々しく光っていました。
神社は新しく建てられたようで、非常にきれいです。
そこから少し歩くと「春日山城跡ものがたり館」です。
土塁や空堀なども見ることが出来ます。
その帰りに駅に向かう途中、「春日野トレイル」という場所でBMXをやっていました。
ものすごい飛んでいて、びっくりです。
うまくジャンプできれば気持ちいいだろうなぁと思いつつ、少し怖い感じもします。
駅について、次は高田に向かいます。
本日のホテルは「アートホテル上越」という駅前のホテルです。
朝食付き4名で18,300円という格安料金でした。
まぁセミダブルベッドを二つ並べてくれて、子供たちは添い寝という条件でしたけど、二つのベッドをくっつけてくれれば落ちる心配もなく、安心して寝られました。
夕食は駅前の高田ターミナルホテルに入っている「旬魚料理と地酒の店 大黒屋」にしました。
予約したのですが、コロナ禍のためかお店は空いています。
でも、個室を用意してくれたので子供たちが騒いでも安心で、ゆっくり夕食を食べられました。
せっかくなので、この上越の名物を食べたいと思い、一通り調べましたが、一番はやはり「謙信勝負飯」です。
これはひつまぶしの海鮮丼バージョンというのが正しいでしょうか。
小分けにして、いろいろな食べ方で食べます。
2,000円でしたが、期待以上に美味しかったです。
うん。
ひつまぶしより美味しい。
これは楽しめるし美味しいし、いいですね。
そして「馬上盃」
どぶろくのお酒で、盃が馬に乗ったままでも飲みやすいように足が長いというもの。
まぁ足が長くても特に味には関係ないのですが、雰囲気はいいですね。
でも、こうして台の上に入れてしまうと普通の盃になってしまいます。
さらに幻魚一夜干しという深海魚の一夜干ししたものもなかなか美味しかったです。
いやぁ、良いお店で満足しました。
そこからタクシーに乗り、日本三大夜城の1つとなっている高田城に向かいました。
しかし、ライトアップされておらず・・・。
これじゃ夜城も台無しです。
仕方がないので、帰りはとぼとぼ歩いて帰りました。
ホテルでゆっくり寝て、翌朝の朝食バイキングでは子供たちもたくさん食べました。
やっぱりバイキング楽しいですよね。
コロナ禍のため、盛り付けとかいろいろと面倒なことが多いですが、、、。
そして、そこから「金谷山スーパーボブスレー」に行きました。
冬はスキー場ですが、夏の間はボブスレーが出来るようになっているそうです。
御城巡りばかりだと家族から批判を浴びるだろうと思い、ちゃんと子供たちが楽しめるものも用意しました。
しかも、10月いっぱいで終了ということで、まさに最終日に行くことになりました。
リフトは一人乗り。
小学生から一人で乗れるので、これも1年生になった娘良かった。
でも、一人で乗れるか少し不安です。
そんな不安もよそに楽しそうに乗っていました。
どちらかというと3年生の息子の方が恐る恐るという感じでした。
そのあとはボブスレー。
これが操作はバーを押すか引くか二通りと単純で、結構スピードも出ます。
子供たちが大ハマりしました。
確かに単純ですが面白い。
コンクリートのコースで非常によく滑ります。
混んでいたら並ぶのが大変ですが、全く混んでいないので、ほぼ並ぶことなくできました。
回数券を買ったのですが、あっという間に使い切ります。
リフト券とボブスレーがセットの回数券だったので、ボブスレーやりたいならリフトなしで登りな。といったら、歩いて登っていきました。
いやはや、たくましいことで。
で、ボブスレーで降りてきて、まだ乗りたいというので、せっかくなのでまたリフトとボブスレーを楽しませることにしました。
喜んでもらえてよかったですよ。
さらにこの場所が日本スキー発祥の地とのことで、日本にスキーを伝えたレルヒさんの銅像がそびえたっていました。
そこからタクシーに乗るかと思わせ、歩きます。
ここから高田城まで3㎞近くあるかもしれません。
子供たち、本当にたくましくなりました。
高田城の外堀は蓮で有名らしいです。
ものすごい蓮の量。堀を埋め尽くしています。
高田城址公園はふわふわドームがありました。
これ子供たち大好きですよね。
息子も娘も、ここまで歩いてきた疲れを忘れ、飛び跳ねています。
すごいなぁ。
こちらは隣にあったスターバックスでコーヒーを買って、ゆっくり休んでいました。
そのあとは続日本100名城となっている高田城へ。
昨日は夜城として見れませんでしたが、お昼に行っても楽しめる場所でした。
詳細は専門のお城記録の方をご覧ください。
三重櫓も立派ですね。
謙信勝負飯が美味しかったのと、ボブスレーが予想以上に子供たちの心をつかんだので、この旅は大成功といっていいと思います。
帰りに上越駅でえちごトキめき鉄道の観光列車である「雪月花」を見ることが出来ました。
外から見ただけですが、すごいですね。
中がカッコいい。
これは乗ってみたいですね。
いつか機会があれば、ぜひチャレンジしたいと思います。
帰りは上越から東京駅まで新幹線で。
子供たちももうお疲れです。
終末パスは基本土日の二日間だけですが、体力的に二日間が限界かもしれませんね。
かなりお得に旅行が出来るので、今後もこの週末パスを使っていろいろと計画したいと思います。