1年間にメンタル不調で連続1か月以上休ました従業員は全体で0.4%。
しかし、産業別にみるとIT業界が含まれる情報通信業が12%と最も高い割合になっているそうです。
長時間労働も多く、月間80時間を超える割合が多いのもこの業界です。
さらいストレス要因として、人手不足、長時間労働、技術革新の早さ、下請け構造、厳しい納期、顧客の無理な要求、顧客からの強いプレッシャー、コミュニケーションや人間関係などがあります。
さらに、病みやすいタイプの人が多く、「執着気質」、責任感が強く、完璧主義な傾向にあることも要因のようです。
会社や組織の命ずるままに仕事をしていると、このような不幸を生み出します。
そして、会社は守ってくれません。
これらは、なんとなくですが、学生の時に成績が良かった人がメンタル不調になる傾向が強いような気がします。
正確には、学校や塾で言われたことを黙々とやる人が多い気がします。
結局、あまり自分で考えないでやると物事の本質、やるべきことを掴めないのかもしれません。
IT職は最近プログラミングはオフショア化したり、構築はクラウド化したりして、仕事の内容が上流工程の比重が高くなっています。
より交渉、調整能力が求められるようになり、スキルのアンマッチが発生したり、やりたいことが違ったりし出しました。
難しい問題ですね。
若いうちから、会社と自分の線引き、仕事の仕方をしっかりと身につけておく必要がある気がします。