みずほ銀行の障害が止まらない

みずほ銀行のシステム障害はもはや何なのか。

3メガバンクの中で、みずほ銀行だけがここまで障害を多発させるのにはやはり理由があるのでしょう。

3メガバンクの「みずほ」だけシステム障害が頻発する理由 マルチベンダーとシングルベンダーの長所と短所 | JBpress (ジェイビープレス)
日本の3大メガバンクの一つであるみずほフィナンシャルグループ(FG)傘下のみずほ銀行とみずほ信託銀行は、2021年8月20日、システム障害により一時、全国の店舗窓口で振り込みや入出金(1/9)

8月の大規模障害で今年5回目の障害。

【独自】みずほ、新システム導入後に要員6割減らす…トラブル遠因になった可能性
【読売新聞】 システム障害を相次ぎ起こしたみずほフィナンシャルグループ(FG)が、新しい中枢システムを全面導入した後に担当の社員数を4割に減らしていたことが30日、わかった。運用や保守・管理に関するノウハウが十分に引き継がれずトラブ

そして、9月にも数時間一部ATMが使用できないという障害もありました。

みずほ、システム担当者3年間で6割削減 ブラックボックス化進む
みずほ銀行でシステム障害が相次いでいる問題で、みずほフィナンシャルグループ(FG)が基幹システムの開発などを担当する人員を全面稼働後に約6割削減していたことが…

4000億円以上かけたシステム統合がマルチベンダーで構成されていた為だとか、稼働後3年でシステム要員を6割削減したことが問題だとか、いろいろと言われています。

まぁこれだけの大規模システムを構築した後、開発要員は解散するので単純に6割削減したことが問題ではないと思うんですけどね。

それ以外にも、運用をIBMと共同でやるよう新たにシステム運用会社を立ち上げ、IBM主体で運用するようになったこともあるかもしれません。

システム構築も年々難しくなってきています。

それぞれの得意分野が縦割りになってしまい、ネットワーク担当、DB担当、ハードウェア担当、ディスク担当といったそれぞれの専門要員が設計するのが現在の主流です。

そのため全体把握している人がいなくなってしまっています。

オーケストラで指揮者がいないような状態です。

特にシステムは専門用語が飛び交うので、技術的にすべてを把握することは難しく、ある程度は任せないといけないのですが、大きな方針、コンセプトはしっかりと出して、全員にしみ込ませないと、やはり目的と違うものが出来てしまうんですよね。

ここまでの大規模システムを作り上げてしまったので、総点検を行うにも膨大な検証が必要となります。

新規に作るよりも点検の方が難しいことも多いです。

かといって、また新たにシステムを構築するなどといったことも出来ません。

ここからどのように立て直していくか、気になるところです。

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