雑談力が上がる話し方 [ 齋藤孝(教育学) ]
★★★
最近会話が単調になってきており、知り合いとばかり話しをしている。営業ではないのでなかなか新しい人と知り合う機会が少なく、広げる努力もしていない。
40歳を越えた今、そろそろ人脈を広げることを大切にしていこうと思い、まず雑談力を鍛えようと思った。
読んだ感想は、まぁ読むだけで雑談力が上がるなら苦労はしないということ。
それでも何かのきっかけや失敗しない話し方を事前に身に着けておくのは良いと思う。
■本文中より重要だとマークしたところを抜粋
悩んだらまず「ほめる」。どんな些細なことでもいいので、ほめることが雑談の基本です。それも真剣にではなく、「とりとめのないことをほめる」「なんとなくほめる」
興味のない話題や嫌いなことでも、「肯定で答える」「まず同意する」ことが大前提
まずは聞き役に徹すること。そして、相手の話題に何でもいいから乗っかって、切り返してみること
「一問二答以上」。話に何かプラスαのオマケを付けて投げ返してこそ、初めて雑談になる
ネタが多いほど、雑談もスムーズに進むし、人慣れするのも早くなる。小ネタのストックがモノをいう
雑談で悪口や影口の類を持ち出すのは止めるべき
雑談から透けて見えるのは、その人の育ちの良さ。人間関係に恵まれて明るく育っているという意味
ニュートラルなスタンスがもたらすのは、周囲からの「人望」