
管理職が罰ゲーム化、心が離れる社員の増加… 背景にある“個人主義・数字主義”な職場の問題 | ログミーBusiness
【3行要約】・エンゲージメントの数字は良好な組織と、社員の本当の声が見えない組織。その成果と実態の差はどこにあるのでしょうか。・高橋克徳氏は、数字の表面化で安心する経営の裏で「対話や議論ができない、閉じこもる働き方の悪循環」を指摘します。・...
この記事を読んで、従業員エンゲージメントの数値だけでは職場の実態を十分に表せないという指摘に強く共感しました。アンケートでは高い評価が出ていても、実際には不満を抱えながら働いている人や、転職を考えている人が少なくないケースは珍しくありません。数字は経営判断の参考になりますが、それだけを見て「社員は満足している」と結論付けるのは危険だと感じます。
特に日本企業では、問題を表立って指摘しない文化や、波風を立てたくないという意識が根強く残っています。そのため、アンケート結果が良好でも、現場では疲弊や不満が蓄積している可能性があります。数字が良いこと自体が目的になり、本来向き合うべき課題が見えなくなることもあるでしょう。
こうした状況を見ていると、日本企業の競争力に不安を感じます。現場の声よりも管理指標を重視し、形式的な改善活動に終始する企業が増えれば、優秀な人材はより柔軟で実力を評価してくれる環境へ流れていくでしょう。もちろんすべての企業がそうではありませんが、数字の見栄えにとらわれて実態から目を背け続ければ、日本企業は今後ますます活力を失い、国際競争の中で苦しい立場に追い込まれていくのではないかと感じました。