40代から磨くべき「2種類のスキル」(40代シリーズ)

2018年2月18日

40代から磨くべき「2種類のスキル」とは?

40代から磨くべき「2種類のスキル」とは? 柴田励司(Indigo Blue会長) | ZUU online
38歳で外資系コンサルティング会社社長に就任、40代ではカルチュア・コンビニエンス・クラブ代表取締役COOなどを歴任した柴田励司氏。柴田氏は、ビジネスマンにとって必要なスキルは大きく分けて3種類あり、40代以上ではそのうち2つを磨くべきだと

「2種類のスキル」ときたのでびっとしたやつを想定したのですが、タイトルとしてはイマイチな感じです。

でも、その内容は非常に良かったです。

20代は「特定スキル」として特定の会社や組織で仕事をするための必要なスキルを身に着けていけばよいのですが、30代から40代は「ポータブルスキル」として、どんな会社や業界、職種でも必要となるスキルを得ること、40代から50代は「心の持ちよう」として人間性や人としての器を強化しないといけないよということでした。

つまり、ここで40代から磨くべきスキルは「ポータブルスキル」と「心の持ちよう」を磨こうというものです。タイトルがいまいちなのはスキルといっているのに「心の持ちよう」となんとなくスキルなのかどうか分からない表現になっているのがイマイチだなと思いました。

■ポータブルスキル
1.議論をまとめ、納得させるファシリテーションスキル
2.相手の表情を読み、表情で語るスキル
3.聞き手を惹き込むプレゼンテーションスキル
4.わかりやすい文章、資料を作るスキル
5.情報を整理し構造化するスキル

■心の持ちよう
1.自分の心に素直に動く
2.自分以外は全て「師」
3.執着ではなく執念
4.理と情のバランス
5.レジリエンス

ポータブルスキルの方は分かりやすいです。そして、この5つは非常に重要だと思います。

難しいのは心の持ちよう。

「1.自分の心に素直に動く」は自分がやった方が良いなと思うことは言い訳をせずにやりなさいということでした。

「2.自分以外は全て「師」」はどんな相手でも何かを学ぼうとしようということで、よく言われていることです。加えて誰に対しても横柄な態度をとることが無いようにということでした。

こちらが重要な気がします。

「3.執着ではなく執念」は自分の立場や考えに集約するのではなく、目的を達成するためなら何でもするという執念を持とうということでした。タイトルだけだと難しいですが、説明を読むと分かる気がします。

「4.理と情のバランス」は相手に何かを理解してもらいたい時は、合理的な説明と情熱的な訴えのどちらも必要だが、順番としては先に”情”があり、その次に”理”があると考えるべき。これは非常に重要だと感じました。理詰めで説得するのではなく、信頼や好意などの感情を持ってもらえるようにしていこうという考えはすんなりと入ってきます。

「5.レジリエンス」折れない心ですね。このレジリエンスという言葉は最近非常によく耳にする気がします。何を言われても復元する力は持ち続けたいと思います。

このように「心の持ちよう」という表現でしたが、内容は非常に押さえておきたいポイントがまとまっていてよかったと思います。

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